今日も晴れです
児童への性的虐待容疑に問われていたマイケル・ジャクソン。無罪評決を受け実刑は免れたものの、今回の裁判が彼の音楽的なキャリアに残した傷跡は深い。かつてのキング・オブ・ポップが再び音楽シーンに返り咲くことはできるのだろうか?音楽活動ではなく、その奇妙な容貌と金銭絡みの問題、それに常軌を逸したお金の使い方だけが取り沙汰されてきた彼にとって、再起の道のりは長く険しい。そこで今回我々は、専門家や識者の意見を元に、マイケルのキャリアの起死回生を図る再起プランを考えてみた。
プラン1:とにかく隠れろ
ロサンゼルスの危機管理会社、バーンスタイン・クライシス・マネージメント社のジョナサン・バーンスタイン氏のお勧めは、しばらく世間から身を隠した後、粛々としたカムバックを図るという計画だ。お手本はビル・クリントン元大統領。彼は大統領の任期を終えた後の1年間、不倫スキャンダルの余波を避けるために表舞台から姿を消した。バーンスタイン氏は、マイケルも彼を見習って姿を隠し、カムバックの際には「謙虚な態度で、自分が犯した過ちを認める」べきだと考えている。しかも具体的に、自分は血縁関係のない未成年者と同じベッドで寝ることは問題がないと思っていたこと、しかし、今ではそうではないと判断したことを大衆に告げる必要があると考えている。バーンスタイン氏は「彼は自分を100%無罪だと思っているかもしれないが、自分が住む世界では、成人男性が血縁関係のない子どもと同じベッドで寝ることは認めがたいことであるという一般的な認識を理解する必要があります。今後も彼が自分の立場を堅持し、自己擁護を続けるならば、再起はできないでしょう」と語ってくれた。
プラン2:一から出直すつもりで
スタジアム・ツアーは過去の栄光だ。「Pollstar」誌のチーフ・エディター、ゲイリー・ボンジョヴァンニ氏は、今は原点に帰り、小規模な、虚飾を取っ払ったツアーをする時ではないかと語る。「もしマイケルが昔のように、アメリカ中のフットボール・スタジアムでコンサートをしようと考えているのなら、相当のメガヒットを出さない限りは無理でしょう」とボンジョヴァンニ氏。「自身の名前で人を集めることができた、ヘッドライナーとしての日々は終わったのです。スプリングスティーンのように、ソールドアウト確実の小さめの劇場を選んでコンサートを開き、入場しきれない人々を出すのが得策だと思います。もし彼が大掛かりなセットを組んでスタジアム級のコンサートを開こうとすれば、無残な失敗は免れられないでしょう」。
プラン3:ルック・イースト
全米ツアーの興行成績は10年以上に渡って落ち込んだ状態が続いているが、アジア圏でのマイケルは未だに強い集客力を誇っている。しかも、海外のファンは罪を許容しやすい傾向がある。マイケルは、彼が今でもビッグスターとしての輝きを保っている場所からカムバックを図り、ファンの口を通して、世界中にマイケル・ジャクソンの健在ぶりを示すべきだろう。「無罪が確定しても、この国で彼を有罪と考える人はかなりの数に上ると思われます」とボンジョヴァンニ氏。「けれど海外での彼の人気は今でも根強いものがあります」。
「とにかく隠れろ」には笑えた。
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