久しぶりの雨で蒸します
映画「透光の樹」の主演を途中降板しながら、同映画プロデューサーを脅し、出演料を要求したとして、恐喝未遂罪に問われた俳優の萩原健一(本名・敬三)被告(54)に東京地裁は28日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。萩原被告はマスコミ各社にファクスで「事件を深く反省して、俳優として一生懸命精進したいと考えております」と談話を寄せ、併せて控訴しない方針を明らかにした。
異様なほど紅潮した鼻。濃紺のスーツ姿で背を少し丸めて証言台に立った萩原被告は判決を聞いた瞬間、ピクリとも動かなかった。
これまでの公判では“脅迫電話”をかけた事実を認め、反省の言葉を述べてきた“カリスマ俳優”。「本気で脅し取るつもりはなかった」と無罪を主張し、被害者側とは示談も成立した。結果、何とか実刑を免れたものの、弁護側の主張はいずれも認められない“全面敗北”に終わった。
判決によれば、萩原被告は同映画に出演料など計1800万円で契約。最初に750万円を受け取り、2003年8月に撮影が始まったが、スタッフらに繰り返し暴言を浴びせ、途中降板した。このため、昨年6月に担当プロデューサーの携帯電話に「契約書通り払うものは払ってください」「国税局、警視庁、山口組、住吉、熱海の若頭が全部協力してくれましてね」「必ずやっつけますから。ふざけたこと言ってるんじゃない」などと録音。残りの出演料など1050万円を脅し取ろうとした。
判決理由について、小川正持裁判官は「短慮のそしりを免れず、犯行動機に酌むべき余地はない」と断罪。萩原被告が過去に薬物事件などを起こしていることにも触れ「十分反省の機会を与えられたことがあったにもかかわらず、本件犯行に及んだ。自らの遵法意識について猛省すべきである」と厳しく指摘した。
最後は裁判官から「このようなことを絶対に再び起こさないように」と言葉をかけられた萩原被告は「はい」とはっきりした声で答えた。控訴はしない方針で今後、芸能界で再スタートを切るとみられるが、復帰には厳しい道のりが待っていそうだ。
傷ついた天使たちは毎週観てたよ〜
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