今日も晴れ〜
大みそか恒例の「第56回NHK紅白歌合戦」(後7・20)の出場歌手が1日、東京・渋谷区の同局で発表された。男女各30組、計60組のうち16組が初出場。白組は半数の15組がユニットという大所帯となる。最大の見どころは和田アキ子(55)が白組、ゴリエが紅組で出場する“男女逆転対決”。ゴリエはフジテレビのマスコット的存在で、他にもヒット映画や他局ドラマの名物キャラクターが続々と登場。みのもんた(61)の司会と合わせまるで民放のような顔ぶれだ。NHKのなりふりかまわぬ便乗ぶりは低落傾向の紅白を救えるか?〔写真:初出場のゴリエは、紅組勝利のためにパンチラの大サービス〕
NHKの奇策が炸裂した。サンケイスポーツ既報通り、和田アキ子を男性2人組、m−floと組ませて白組で出場させ、ガレッジセール、ゴリ(33)演じる人気女性キャラクター、ゴリエを紅組で登場させる“男女逆転対決”に打って出た。
初出場組が勢ぞろいしたこの日の会見に和田は欠席したが、「やっぱりという人がいるかもしれませんが、私も不思議と違和感がありません」と爆笑コメントを寄せ、「当日はm−floの2人と一緒に、ド肝を抜くステージで国民の皆様に元気、勇気、感動を与えられるように1曲入魂で頑張ります」と気合が入りまくり。会見に出席したm−floは「本当は紅組でガールズに囲まれたかった」(VERBAL)とちょっぴり未練をにじませながらも、「男汁満載で頑張ります」(Taku)と白組を盛り上げることを約束した。
その隣で、フジテレビ系「水10!ワンナイR&R」(水曜後10・0)の人気チアリーダーキャラ、ゴリエがトレードマークのミニスカ姿で登場し「ものまね紅白だと思っていたら、天下の紅白だったんですね」と大感激。「紅組が勝つためなら、(白組司会者の)みの(もんた)の愛人になってもかまいません」と身も心も紅組に捧げることを宣言するや、「お召し上がりください」と報道陣にパンチラ攻勢を繰り出した。
ゴリエはフジテレビのイベントなどに必ず登場する同局のマスコット的存在で、NHK出演は画期的珍事といえる。昨年、第2部の視聴率が39.3%(ビデオリサーチ、関東地区調べ)という史上最低を記録した紅白を甦らせる切り札となるか、注目だ。
一方、フジはゴリエの紅白出場会見から本番までのドキュメント「ワンナイSP」を「NHKさんの全面協力で複数回放送します」との談話を発表した。NHK紅白に他局の密着取材カメラが入るのは史上初。便乗合戦はエスカレートする一方だ。
こんなんで信用回復に繋がるんでしょうか。
もっとやるべき問題はあるんじゃないの。
どこまで崩壊していくんだろう
ゴリエ、紅組に殴りこみ!他局の名物キャラ起用…これじゃ民放?